桃農家の栽培日記2017-前半

桃とみかんの農家「よけそ農園」
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桃農家の栽培日記2017-前半


2017/6/17
【緊急!!イノシシの襲来!】
イノシシに折られた桃の樹
桃畑に柵の設置

非常にバタバタとしておりまして、ブログの更新が遅れてしまっていました。。

というのも、桃畑にイノシシがやってくるようになりまして、左の写真でもわかるように桃の実を食べられた上に、桃の樹自体が折られています!
これは桃の樹にイノシシがのっかって、枝を下に折り、先の方まで桃を食べてつくしてしまっているのです。

そして、イノシシが桃を食べる量もハンパな量でありません。
一晩に百個単位で食べられていきます。

これは大変だ!ということで、市役所、猟友会の方々、近隣の農家などが集まって対策をとってもらい、箱罠を設置することになりました。

また、当園でも「ワイヤーメッシュ」とよばれる金網をつかって、イノシシが桃畑に入ってこないように、いくつかの畑を囲うように柵を設置しました。

柵の長さは数百メートルにもなり、それを気合で一日で設置したので、かなり大変でしたが、、次の日からイノシシの食害が収まりました。よけそ農園の「万里の長城」です(笑)

このように農業をやっていると、台風や動物、作物の病気など緊急に対応をとらないと、どんどん被害が広まってしまうことが急に起こったりします。

そういう場合は、あれこれ悩むよりも、まず行動することが大切です。動きながら考えないと間にあいません。

また、ピンチはチャンスです!「悪いこと」の側面には「良いこと」があるはずです。転んでもただでは起き上がりませんよ~。

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2017/5/21
【桃の袋かけが始まりました!】
桃の袋かけ
袋がかかった桃の果実

じりじりとした暑さになってきました。これからまだまだ暑くなると考えると少し憂鬱になりますね。。

桃の「摘果」が終わり、ようやく最終段階の作業である「袋かけ」が始まりました。
厳選した桃の果実をこれから病気や虫や鳥などから守っていくために、「果実袋」とよばれる紙でできた袋をすべての桃にかけていきます。

産地によって様々な袋があり、かけ方にも色々あるのですが、現在かけているのは白い紙でできた「一重袋」と呼ばれるものをかけています。
そして袋をどのようにかけるかというと、ホッチキスをつかってパチンパチンと止めていきます。
産地には袋についている針金をねじってとめるところもあるようですが、私たちはホッチキス派ですね。

今は緑色の小さい果実ですが、袋の中でどんどんと育っていき、収穫する際には真っ赤ではちきれんばかりの大きさの桃になっていきます。

桃の販売は6月中旬からを予定していますが、予約販売を6月の上旬から始めさせていただこうと考えております。

今年もとびっきり美味しい桃をお届けしたいと思いますので、今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします!

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2017/5/13
【桃のお値段が高いのはなぜなのか?】
桃の摘果
桃の花がたくさん咲いている木
予備摘果

暑さがだんだんと厳しくなってきました。

果実もかなり大きくなってきまして、今のところ順調にそだってくれている様子です。
長いあいだ雨が降らずに地面がカラカラに乾燥していたのですが、ここ数日で雨がふってくれてホッとしています。

現在はなりすぎた果実を落としていく「摘果作業」を行っています。

桃の「摘蕾・摘果」がどのような作業がといいますと、花が開花するのに使われるエネルギーを少なくし、一つの果実により多くの栄養分が流れるように、なりすぎた つぼみ・果実を落としていく作業です。

具体的にいいますと・・・

桃の木にはにはびっしりと花が咲きます。
例えば厳密には数えてはいませんが、1本の桃の樹に500 本の枝があって、1枝に30 個の花が付いているとすると、1本の樹には なんと15000 個の花が付きます。

これを「摘蕾」の作業で半分の7500 個のつぼみの段階で落とします。
そして果実は基本的には枝に1個にしますので、「摘果」で生育の良くない7000 個の果実を落として、500 個の果実をならせます。

ということは500個の果実をならせるために14500 個の蕾・果実を落とします。
そして当園では合計で何百本の桃の樹が植えられていますので、ざくっと「数百万個」の蕾・果実をすべて手作業で落としていく作業です。

そうやって一つにした果実も病気にやられたり、虫に食べられたり、台風によって落とされたりします。収穫後、人の目によって状態の悪いものはさらに選別します。

お客様に届けられるのは、いくつもの難関をくぐりぬけた超エリート桃(笑)になります。
桃の値段が高いのはこういった手間のかかる作業の多さ(摘果・受粉・剪定・施肥・防除・選別 etc )などが要因となっています。

桃農家がどのようなことを毎日しているのか、できるだけ具体的にお伝えできればなと考えています。

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2017/4/12
【桃の花が満開!受粉を行っています。】
満開の桃の花"
受粉作業

いよいよ桃が満開を迎えています!

なんとか摘蕾作業も花が開くまでに終わらせることができて、ほっとしたのも、束の間。
満開の時期にやっておかなければならない作業があるんです。

桃の品種の中には、花粉を持たない「川中島白桃」のような品種があり、「受粉作業」を行わないと桃の果実があまりできません。

桃の花の咲きぐあい、気温、花粉の分化ぐあい etc、色々とタイミングを見計らいながら行わないと、うまく受粉がされないので神経をつかいながら行う必要があります。

実際には左の写真のように、鳥の羽根ぼうきに採取した花粉をまぶして、パタパタと花につけていくということをすべての枝で行います。
昔ながらのアナログなやり方ですが、意外にしっかりと受粉させることができます。

この作業をしていると畑のそばを散歩している人などから「何の作業をしているの?」とか「この花は桜?」など色々な質問を受けます。
花を見ながらの優雅な仕事に見えますが、実はずっと上を見ながら手を動かさなければならない、意外とキツイ作業です。

後は桃の果実が形になってくるのを待つばかりです。

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2017/3/27
【桃の蕾が膨らみはじめました!ここから勝負です。】
膨らみかけた桃の蕾
摘蕾作業のやり方

暖かい日々が続きまして、桃のつぼみからピンクの花びらが顔を出し始めました!いよいよこれから忙しくなってきます。

桃の花というのは枝にびっしりとついており、ほぼすべての蕾が開花します。桜の花を想像していただけるとわかると思いますが、盛り上がるような咲きかたをします。

花が開花するということは、樹にとってかなりのエネルギーを消費し、花の数が多いと更に多くのエネルギーを消費します。
ですので、枝の上側についている蕾をすべて落として、開花を減らしてやる作業を行うのですが、この作業を「摘蕾」といいます。

そうやって蕾を落とすことにより、その後につづく葉が出る、果実が大きくなる、甘くなるということに、より多くのエネルギーを使うことができるようにするのです。

何百本もある桃の樹の、すべての枝において、その作業をするので、もう大変!最後には、一本の枝につき、基本的に果実が一個になるまで落とします。

気の遠くなるような作業だとよく言われますが、こういった地味な作業が美味しい桃作りにはかかせません。
桃の価格が高いのは、こういった作業の積み重ねがあるからだと思います。とにかく手間がかかりますので。

花が咲くまでにという時間制限があるなか、手際良く作業を進めていきます!

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2017/2/17
【糖度の高いあまい桃を育てるための秘訣とは?】
桃の肥料まき
苗木へのわらをひく

だんだんと春めいてきまして、梅の花が咲き始めています。
桃の花が咲くのはもうちょっと先ですが。

今の作業は、桃に肥料をまいています。
肥料の成分は魚を細かく砕いたものや、菜種の搾りかすなどが含まれており、肥料がゆっくりと効いてくるように配合されています。

以前(1/8)にこの日記に書かれている土壌分析の結果をふまえて、肥料の成分と見くらべながらそれぞれの畑で散布する肥料の種類・分量を決めています。理想とする「土壌」に毎年少しずつ近づけていていくという感じでしょうか。

基本的に桃の花が散るまでに、今年の桃の品質はある程度決まると考えていて、一見なんの特徴もない普通の畑ですが、剪定・肥料をやる以外にも色々な作業(ものすごく地味で労力がかかります)を水面下で行っています。

どの商品でもそうだと思うのですが、基本的に良いものとは製造するまでの企画や下準備、材料などでほとんどが決まると思います。それは農産物でも同じことだと考えています。

汗びっしょりになる、なかなかの重労働なんですが、これで桃が育つ基本的な土台ができつつあります。

去年は糖度の高いあまい桃(最高29度)を育てることができましたが、今年はどうでしょうか?
今年はさらに新しい栽培技術もとりいれ、来年よりも良いものを育てようという気合は十分です!!

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2017/2/6
【畑で育つものはすべて大切な資源!】
剪定枝の粉砕
もみがら堆肥の散布

厳しい寒さがまた戻ってきそうです。梅の花がもう咲き始めていたり、今年の気候も変動が大きそうな感じがします。。

よけそ農園では、現在も桃の剪定を続けていますが、切った枝が多く残ってきて、処理をするのが大変になってきます。
そこで使用するのが「チッパー」と呼ばれる左の機械なんですが、これを使用して枝を粉砕していきます。

枝をこまかく砕いて、有機物として畑に戻してやることにより、ミミズなどによって分解されて、ふかふかとした柔くて良い土壌に変わっていきます。

そして、左下の写真は「もみがら堆肥」というものなんですが、これは米を脱穀したさいに発生するモミガラに、すりぬかや廃棄することになった果物などを混ぜこんで一年間発酵させたものです。

こちらも畑の微生物の働きなどにより分解されやすくなっており、、通気性が良くなるなど土壌をより良い状態に変えていってくれます。

このように稲や果樹を育てて、実ったものは果実だけでなく枝なども無駄にはせず、手を加えて土にかえしてやることによって、土壌の状態を良くし、果実の品質の向上を図ります。

「循環型農業」ともいわれるようですが、有効的に資源を活用することによって、土地を痩せさせることなく、持続的に農業をすることが可能になるのです。

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2017/01/30
【桃の新しい園地に苗木の植え付けを行っています】
土サンプルの採取
土壌分析用の土

寒さが少しは和らいできたように感じます。厚着をしていると汗んばんできます。

園地を新しく借りることとなり、桃の苗木の植え付けを行っています。左下の写真なんですが、桃の木がわかりづらいですね。。

ご近所から景観も良くないし、とても管理ができないので桃を育ててくれないかとご要望がありまして、お借りすることになりました。

元園地とはいっても夏には左上の写真のような状況で、草は生え放題、大きな木も育っていました。
知り合いの建設業者さんにお願いし、木の伐採、根の引き抜き、園内道の整備など、手を入れてもらって、ようやく植えられる状況に。

この畑には「大池遊園」という桜が多く植えられている公園の近くで、横には猫の駅長で有名な「たま電車」も走っています。

今はまださみしい状態ですが、もうしばらく経つと春には桃の花が咲き誇って、桜と合わせてきれいな景色が見られるのではないでしょうか。農地には景観を保全するという働きもあると思います。

みかんの畑も増え、桃の畑も増えたということで、そろそろ現状の体制では精一杯の面積になってきました。
最近は特に耕作の依頼が増えてきたような気がしますし、今後も増えそうなことを考えるとさらに規模拡大を目指すべきなのか・・・、少々悩んでおります。

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2017/01/17
【桃の木の剪定をおこなっています】
土サンプルの採取

ここ最近寒さがさらに厳しくなっています。
防寒のために服を着こんでいるのですが、それでも寒いです・・

現在おこなっている桃の作業は「剪定」です。
込み合ってしまう枝を整理して日当たりを良くする・木にならせる果実の数を調整するため枝の数を少なくするなどの意味があります。

これがなかなか奥の深いものでして、色々なことを考えながら枝を切っていかなければなりません。
どのように枝を残して果実を付けていくか、植物ホルモンなどの流れを意識して枝が正しく伸びるようにする、枝がかぶさって枯れてしまわなうように etc 他に考えなければならない、職人技のようなところがあります。

経験を重ねていかないとなかなか切れず、これが必ず正解というのはなく、木の状態を見て、時には相談をしながら切っていきます。

一年に一回しか経験を得られないことなので、30年経験したとしても30回分の経験しかありません。いつも初心者に戻ったつもりで、試行錯誤を重ねていく作業です。

枝を一本ずつ切っていきながら、最終的には数百本の木を仕上げていきます。

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2017/01/08
【桃畑にも健康診断が必要です】
土サンプルの採取
土壌分析用の土

明けましておめでとうございます!
昨年は多くのお客様にご愛顧いただき、本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、左の写真は何を行っているかというと、ただ穴を掘っているわけではなく、畑の土壌の状態を調べるために土のサンプルを採取しています。
一つの畑から5か所ほどの土を採取して、水分が抜けないように袋に保存し、検査機関に発送して結果を待ちます。

窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)、苦土(Mg)、カルシウム(Ca)などやPH、腐食などの数値を参考にしながら、今年の肥料や栽培に反映させていきます。
基本となる畑の土の状態を知り、整えてからでないと、新しい技術や特殊な農法を行ったとしても良い結果が出ません。

農産物は特にそう思いますが、美味しいものは一朝一夕にできるものではありません。
基本を積み重ねた上で、いろいろと試行錯誤し、時には失敗もしながら、少しずつ品質が上がってくるものだと考えています。

今年の桃を去年よりも美味しいと思っていだだけるように、最大限の努力をして参ります!
当園を今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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