甘いみかん作りための秘訣その一

みかん日誌

今夜の月は「中秋の名月」ですね。
久々に月を見上げてしまいました。

さて、よけそ農園ではみかんの『仕上げ摘果』を行っています。
みかんを仕上げるための最終の作業です。

お盆を過ぎてから一気に果実を落とす『後期重点摘果』になるのですが、みかんの樹というのは果実がたくさんなっているほど
光合成量が増すといわれています。

その着果ストレスが最大限になった状態で一気に果実をおとしてやり、光合成でできた糖分をできるだけ少ない果実の集積させるのがこの『後期重点摘果』になります。

かなりの果実を落とすので、少しもったいないような気もしますが来年度の着果量にも影響がありますし、
なにより甘いみかんづくりには摘果がかかせません。

また、この時期になると水分を吸って大きくなる途中で写真のようにパカッと割れてしまう果実もでできます。
こちらももちろん落とします。

また、摘果をしつつも果実が重くなって地面についてしまいそうな枝をテープであげてやったり。

このような地道な作業をしながら、当分みかん山をまわり続けます。
今年は日照時間も多かったため、美味しいみかんが期待できそうです!

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