みかんの樹上完熟栽培はかなりリスクが高い栽培法なんです。

みかん日誌

もう今年も12月を残すばかり。
本当に一年が経つのは早いなあ・・・としみじみ思います。

今は「早生みかん」の収穫がピークを迎えており、必死で収穫しているところです。
ギリギリまでみかんを樹上に置くことにより、完熟にする栽培方法を行っていますが、際立った甘さに仕上げることができるメリットに対してデメリットがかなり多いんです。

以前にも書かせていただきましたように、タヌキ・ヒヨドリの食害がますますひどくなってきています。

ラジオなどの対策でタヌキは被害を最小限にはとどめていますが、それでもしつこく食べにやってきますし、
ヒヨドリは空からやってくるため、なかなかこれといった対策がないのが現状です。
手当たりしだいに果実をつつくので、そこから果実が腐っていってしまったり。。

しかも、美味しいみかんばかりを狙って食べにやってきます。
嗅覚などで熟期を把握しているのでしょうか?

他にも最近のように暖かい日々が続いて、雨が降った後に急に冷たい風に当たったりすると、果皮障害などが発生して、商品としての価値がなくなってしまいます。

このようなリスクを背負いながら、それでもなんとか美味しいみかんを出そうとはしているのですが、経営という側面から考えた時に本当にこれはどうなんだろうかと、かなり葛藤があります。
これをしなければ、味はともかく、もっと生産量などを上げることができるんじゃないかと。

お客様から「本当に美味しかった」と言われれば、次も美味しいものをお届けしたいと思い、自分でハードルを上げております。

ついつい愚痴っぽくなっていましましたが、頑張ってやっておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

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