ついこのあいだまでは、まったく降らない日々が続いたのに、今度は反対に雨が降り続いています。雨が多すぎて作業がなかなか進みません。。
現在はみかんの「摘果」作業を行っています。
木の下は落とされた沢山のみかんで敷きつめられています。
なぜ、そんなに多くのみかんを落とさなければならないか?
まず、多くなりすぎた蜜柑をそのままに木に成らせておくと、小さすぎる蜜柑がたくさん出来ることになります。
あまりにも小さすぎるみかんは商品としての価値が低く、結果的に全体の収穫量は少なくなってしまうのです。
そして、多すぎる蜜柑をならせて収穫の時期を迎えると、木の栄養分が使われ過ぎてしまい、ひどい場合には木を傷めてしまいます。
あまりに傷がひどかったり、日焼けしたものなども落とします。
品質・食味を良くする意味でも重要な作業になります。
ためしに摘果するみかんを一つ食べてみると、もうすでに十分な甘さが!
糖度計で測ってみると、すでに「12度」を超えるものも。
今年のみかんの仕上がりが楽しみになってきました!