きれいだった桃の花びらも散り、果実のもととなる子房がふくらみ始めました。これから雨が降るたび、どんどんと大きくなっていきます!
これからまだ摘果作業は続いていくのですが、農作業というのは終わりのない仕事だとよく言われます。
というのも、どこまでも作物に対して作業を行うことができますし、手間をかければかけるほど良い作物ができるという思いがどこかにあったりするからじゃないかと思います。
あながち間違いではない部分もあるとは思うのですが、私はこの作業は本当に必要なのかといったことや、実施するタイミングがこれで正しいのか、もっと効率化できないかを考えながら行っています。
よけそ農園では
「美味しくて安全な農作物をできるだけ多くお届けすること」
を目標にして、作業を最適化することを考えています。
あまり意味のない作業を省き、もっとも効果がでる作業に労力をかけるよう「手抜き」をしていくということです。
自然と農薬・肥料・作業量を最小にさせることを考えるようになってくるのですが、この農薬だけは必要とか、この作業はこのタイミングで行わなければならないなどのポイントは絶対に外さないように気をつけなければいけません。
このポイントは実際に経験をしないとわからないことが多いですが、農家にはこのようなノウハウが多く蓄積されています。
さらに向上してくためにも、今までの栽培方法だけに頼らず、新しいことにもチャレンジしながら試行錯誤を繰り返していくことが大切だと考えています。