色々なものを有効利用して、農業を行っています。

桃日誌

順調に剪定作業を進めております。
そして毎年、剪定と同時に行うのが「もみがら堆肥」の散布です。

もみがら堆肥とは、米を脱穀した時にできる「もみがら」と、精米をした時にできる「米ぬか」を混ぜ合わせ、そこに水分を加えて発酵させることによってできる堆肥です。

この「もみがら堆肥」が素晴らしいのは、土壌改良としての働きはもちろんのこと、処分に困る商品にできない桃・みかんなどを入れ、堆肥として土に還元することができる点です。
よけそ農園では米も栽培しているので、もみがらも大量に発生します。

昔は畑の隅に廃棄処分となった果物をまとめて捨てていたのですが、これは結果としてイノシシなどの動物を引き寄せ、食害が起きる原因となっていました。

ですが、もみがら堆肥の中に入れ込むことによって、動物が見つけられず食べにやってくることもありませんし、発酵させることにより、最終的には微生物の力で跡形もなく分解されます。

もみがらも、そのままでは分解されずに何年も残ってしまうものなんですが、この方法では発酵して形がくずれていきます。

また、左の動画にアップしたものですが、チッパーと呼ばれる粉砕機を使うことにより、剪定枝が細かい粒に砕かれ、こちらも土に還りやすい状態にすることができます。

このように微生物・機械など色々なものを有効利用しながら、農業を行っています。

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