桃の木の剪定をおこなっています

桃日誌

ここ最近寒さがさらに厳しくなっています。
防寒のために服を着こんでいるのですが、それでも寒いです・・

現在おこなっている桃の作業は「剪定」です。
込み合ってしまう枝を整理して日当たりを良くする・木にならせる果実の数を調整するため枝の数を少なくするなどの意味があります。

これがなかなか奥の深いものでして、色々なことを考えながら枝を切っていかなければなりません。
どのように枝を残して果実を付けていくか、植物ホルモンなどの流れを意識して枝が正しく伸びるようにする、枝がかぶさって枯れてしまわなうように etc 他に考えなければならない、職人技のようなところがあります。

経験を重ねていかないとなかなか切れず、これが必ず正解というのはなく、木の状態を見て、時には相談をしながら切っていきます。

一年に一回しか経験を得られないことなので、30年経験したとしても30回分の経験しかありません。いつも初心者に戻ったつもりで、試行錯誤を重ねていく作業です。

枝を一本ずつ切っていきながら、最終的には数百本の木を仕上げていきます。

SHARE THIS POST