桃の予備摘果を行っております

桃日誌

ご無沙汰しております!時がたつのは早いもので、桃のシーズンまであと1か月半となりました。

現在は桃の「予備摘果」という作業を行っております。
左上の画像が作業前で、左下の画像が作業後で、小さな果実が減っているのがわかりますでしょうか?

桃という果物は本来何もせず育てると、非常に小さな実がびっしりとなって、樹も弱りがちになってしまいます。

桃農家はできるだけ「大きくて甘い桃を育てたい」と考えているので、栄養分を1つの実に集中させるため、左のような1本の枝になる実を最終には1個にします。

それを段階的に処理するので収穫までに、
摘蕾・摘花(ほとんどをつぼみで落とす) → 予備摘果(2つほどに) → 仕上げ摘果(1つ) → 袋掛け(果実を紙の袋で包む) → 収穫
という流れになります。

私も農業をはじめて最初にこの作業を行うとき、小さい頃から作業内容はわかっていたものの、満開の桃の花を見て「これを全部、手で落とすのか・・・」と何百本の桃の樹で行わなければならない膨大な作業量を想像して、嫌気がさしたことがありました。

今はどちらかというと、より優れた桃を育てたいという気持ちの方が強いので、作業というよりも、桃のためにもできるだけ早く落としてやりたいからやる仕事となりました。

テレビなどでも、職人さんが細かい細工を延々とされるのを見て、「よくあんなことができるな」と思っていましたが、作業としてされているわけではなく、より良いものを作りあげたい、という情熱が前に出ているのだと思います。

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