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桃のお好みの固さというのは「ガリっとなるぐらい固い桃がいい」という方から「ジュルっと果汁がこぼれそうなほど柔らかいのが好き」とおっしゃられる方もおられ、お客さまによって本当にバラバラです。
ですので好みの固さにするにはご家庭で追熟していただく形になるのですが、いただくお問い合わせに「桃がまだ固いのだけれど、なかなか柔らかくならなくて、、」というご質問があります。
最初は「日数がたてば柔らかくなるはずなんですけどね」とお答えさせていただいたのですが、よくよくお話をうかがってみると、桃が届いてすぐに冷蔵庫に入れてしまったというケースが多いです。
桃を長く保存させるには良いのですが、冷蔵庫に入れることによって追熟を遅らせているので、なかなか桃が柔らかくはなりません。
最初に結論から申し上げますと、基本的な桃の保存方法は「直接桃に風のあたらない冷暗所に常温で保管する」です。
夏の冷暗所といえば、室内でエアコン・扇風機などをかけた、涼しいお部屋などになるかと思いますが、直接桃に風が当たるのは避けてください。桃自体の水分が失われて乾燥してしまいます。また、直射日光があたるのも乾燥の原因となるのであまりよくありません。
たとえば当園から桃が届くと、箱に入った状態で届きますので、箱のふたをあけてキャップをつけたまま、直射日光やエアコンの風が直接あたらない涼しい部屋などで保管してください。
箱のふたを開けるのは、桃自体がエチレンを出すので、ふたをしたままだと箱の中にエチレンが充満して桃が一気に熟してしまうからです。
常温で保存しておいて、食べる2、3時間前に冷蔵庫に入れておいて少し冷えた桃を食べるのが美味しく召し上がっていただくコツです。
少し手間はかかってしまうのですが、氷水で15分ほど冷してから食べるのもおススメです。外側の冷たい口当たりと、甘みと香りの両方を楽しむことができます。
だいたい桃が届いてから3~4日です。
配送の状況によってはすでに柔らかくなってしまっているものもあるかもしれませんが、そちらの桃から早めに召し上がっていただくことをおすすめします。
桃を美味しく召し上がっていただくのは常温をおすすめしますが、少しでも長持ちさせたい場合は冷蔵保存が可能です。
方法は「桃を鮮度保持袋に入れて、野菜室で保管する」です。
鮮度保持袋は最近では、ダイソーなどの100円ショップなどでも販売されていますので手に入りやすくなっています。桃が出すエチレンガスを吸収してくれる上に、乾燥を防いでくれるので1週間程度は保存できるかと思います。
もっとも長期保存ができるのは、冷凍保存です。
方法は簡単で「桃をフリーザーバッグ(ジップロックなど)に入れて、冷凍庫に保管する」です。保存期間は約1ヶ月です。
召しあがる際の注意点は、常温で解凍することと、完全に解凍してしまわないで、半解凍ののシャーベットのような状態で召し上がっていただくのがおすすめです。
完全に解凍してしまうと、ドリップが出て桃の水分が失われて美味しさが損なわれてしまうからです。
やはり桃は常温で保存して、直前に氷水で冷やすのが一番です!桃の美味しい食べ方を載せたページを載せておきますので、参考にしてみてくださいね。
桃(6月~8月)、みかん(10月~12月)、レモン(11月~1月)と美味しい旬の時期は限られており、
また年によっては早めに完売となることがあります。
「販売はまだ?いつから始まるの?」や「え?販売はもう終わったの?」などのお問い合わせを多くいただいておりまして、
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桃についてのご質問が一番多いのは、桃の保存方法についてです。桃がまだ固い場合にどうすればいいか、冷蔵庫・冷凍庫での保管はどのようにすればいいかなど、桃を長年とりあつかってきた桃農家の経験からお伝えしていこうと思います!